まちかど診療日記
| HOME | クリニックのご案内 | お知らせ | 診療日記 | 在宅ケア | リンク | サイトマップ|



「支援費制度」知っていますか?

さくらいクリニック
院長 桜井 隆


 頚椎損傷、四肢麻痺で寝たきりの明彦さんの奥さんが困った顔でやってきた。来年4月から始まる支援費制度のことだ。これまで行政の措置制度として行われていたホームヘルプやショートステイ、デイサービスなどの障害者向けのサービスが、障害者本人がサービスを選び利用する支援費制度という新しいシステムになる。ところが明彦さんの問題はその支援費制度そのものではなかった。

「来年4月からその支援費制度になる、、いうて市の福祉課の方が事前調査にこられたんです。」
「今受けているサービスはそのまま支援費制度でも継続できる、とききましたよ。」

「ところがうちの主人は来年7月で65才。」
「なるほど、そうすると介護保険対応になる。」
「そうなんですよ、介護保険は1割負担でしょ、おまけに今ショートステイをお願いしているところが介護保険対応でないので利用できないかも、」

「まあ要介護度は5になるでょうけど、、今、頼んでるヘルパーと訪問看護、訪問リハビリ、訪問入浴だけでとっくに限度額をこえてしまう。ましてショートステイは、、、でも介護保険優先、というけど上乗せで身障法も併用できるはずでは?」
「それが調査にきはった人はよおわからんようなことを、、介護保険を申請しないで、このままではいかんのですかね。」

「なるほど、保険料は払うけど、申請しないで介護保険は使わない、、でも支援費制度も申請方式になるから、、自己負担の多い介護保険を先に使って、、負担の少ない支援費制度は使えないというのは確かに利用者としては納得いかんわな。」
「なんかもお、ややこしくて、、どうしたらいいのか、、。」

「確かに制度が複雑でますますわかりにくいですね、、、情報を知らないと必要なサービスが受けられないかもしれない。皆で制度について勉強しないと、、。」

| INDEX |

TOP


Copyright (C) : 1998-2002 SAKURAI CLINIC. All rights reserved.