第3回「実践編」が2006年10月21日(土)に開講されました。計4回に亘って開催され、2007年2月3日(土)に無事終了式を終えることが出来ました。 今回は医療従事者、福祉関係者、介護職、相談員等合わせて44名の方々が受講されました。
中嶋会長 あいさつ 2004年から始まった第1回在宅医療塾「基礎入門編」、2005年第2回「実践上級編」に続き、今回の「実践編」で3回目を迎えます。私達の在宅医療塾というのは、少人数でも実行して行くということと、多職種協働でやるチーム医療を基本として行っています。また、各職種の人達がたくさん集まってケアカンファレンス、サービス担当者会議を実行して行くのが、新しい在宅医療のあり方ではないかと思い、はじめから医療と福祉を同じテーブルに立たせて勉強して参りました。したがって、第一は医師、看護師、ケアマネージャー、薬剤師、栄養士、その他の職種の方々と協働するということ。第二はそれらの実践を集めて新たな時代の中で、真理とエビデンスを集めていくということです。在宅医療をその第一歩の取り掛かりにしたいと思っております。 今年は医療保険と介護保険が同時改正され、在宅医療というのが推進されております。厚労省も本気になって在宅医療を進めていくため、在宅療養支援診療所のかかりつけ医を診療所レベルに与えてくれることになりました。しかしこれは、実際にどのように実践をしていたったらいいのか、とても大変な課題と内容を持っております。したがってこれまで積み上げてきた小さな事ではありますが、在宅で療養をしたい人たちに、きちんと提供を出来るような体制作りの第一歩という事を考えまして、今日の在宅医療塾を深めていきたいと思います。