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ニュースレター

第18号   NEWSLETTER   大阪地域医療ケア研究会   2008年1月30日発行



  団塊の世代が高齢化していく中、年間の死亡者数が大幅に増加します。そのピークは2038年と予想されています。大阪地域医療ケア研究会では、「2038年度問題を見すえて、終末期医療と介護を考える」という年間テーマを設定して考えてきました。
 今回の研究大会では、暮らしの中で生まれ、暮らしの中で生き、暮らしの中で亡くなっていくことの意味を考えながら、医療従事者と介護従事者がどのような役割を果たせばよいのか実践報告を行います。又、在宅における看取りケアの現状や地域における施設の役割について問題提起します。
 また、その人らしい暮らし方の実現には、家族介護に頼らない「介護の社会化」が不可欠です。変容していく家族と地域の中で私たちはいかに少子高齢化の時代をしたたかに生きるかを考えたいと思います。


・場 所   ヒューマインド(大阪府福祉人権推進センター)
・参加費  会 員 2,000円  非会員 3,000円 (後援団体は、会員扱いと致します)
・対 象   どなたでも参加していただけます。
・主 催   大阪地域医療ケア研究会 http://www.humind.or.jp/ocmc/
・共 催   在宅ケアを支える診療所・市民全国ネットワーク

【内容】

●基調講演(10:15〜10:35)
  「暮らしの中で生き、暮らしの中で死ぬ」
  講師 中嶋 啓子氏 大阪地域医療ケア研究会会長

●実践報告(10:35〜12:10)
 (1) 医師の立場から 在宅ターミナルの実践について
   (医)菜の花診療所  院長 山寺 慎一氏
 (2) 訪問看護師の立場から 在宅ターミナルの看取りについて
   (医)ハートフリーやすらぎ 訪問看護ステーション訪問看護師
 (3) 小規模多機能ホームを始めておもろいゆ〜らり介護
   (医)啓友会  小規模多機能ホームゆ〜らり 福嶋 二郎氏
 (4) 山村過疎地と都市型の在宅医療の違いとこれから
   あいち診療所野並 (愛知県) 理事長 畑 恒士氏     
                         
●記念講演(14:15〜16:15)
 「少子高齢化をしたたかに生きる」
 講師 樋口 恵子氏
     高齢社会をよくする女性の会理事長
     東京家政大学名誉教授

●問題提起(13:05〜14:05)
 (1) 「ますます高まる施設での看取りと在宅支援機能の役割」
    講師 川合 秀治 全国老人保健施設協会会長
 (2) 「在宅医療の推進と看取りケアーの現状」
    講師 川島 孝一郎氏  在宅医療推進会議
       仙台往診クリニック  

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