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第4.5号合併号   NEWSLETTER   大阪地域医療ケア研究会   2003年10月17日発行


 
大阪地域医療ケア研究会総会・セミナー
 

2003年7月5日(金・祝日) 午後1時〜午後4時/大阪府福祉人権推進センター


 「大阪地域医療ケア研究会」の2003年度総会を、 7月5日に、大阪府福祉人権推進センター(ヒューマインド)で開催しました。  総会では、今年度も引き続き、「地域で支える医療とケアのネットワーク」を目指して、研究や情報発信を行っていくことが確認され、研究会やセミナーの開催に加え、第2回研究大会を11月30日に開催することを決定しました。つづいて第2部のセミナーでは、「地域で死を看取る〜在宅ホスピスケアの実践に学ぶ〜」と題しまして、だいとう循環器クリニック院長 大頭信義氏に講演をしていただきました。

 
▼ 第二部 第2回セミナー(午後3時〜5時)
「地域で死を看取る 〜在宅ホスピスケアの実践に学ぶ〜」
講演:大頭 信義 氏(だいとう循環器クリニック院長
 http://www.daitoh.or.jp/
 
在宅療養をとりまく環境
 まず、高齢者が増加し、高齢期の生活が長くなり、誰にとっても「高齢期をどう過ごすか」が問題となってきております。その中心的な問題として、専従主婦や若者の減少による介護力の減少や独居者の増加、地方から都市への人口集中。疾患では、慢性疾患の増加や療養の長期化などが挙げられます。
 最近では介護保険制度により、サービスが多様化しておりますが、急性期、癌・難病の場合には対応できないことがあります。また、利用者の『人権意識』『自立志向』の高まりもあり、在宅での療養は進展する可能性があります。 しかし現実は、介護力不足による施設入所への流れがあり、社会的介護という実の詰まったものにするために、私たちが取り組む必要があります。 クリニックの概要  当クリニックでは、『在宅療養の3形態』と分けて考えるようにしています。

『在宅ホスピス』…進行したがんなどの場合、在宅中心にケアしていく体制を取っております。
『グループホーム・宅老所』…痴呆症の場合は、早く施設に入り、収容型でなく生活型のグループホームや宅老所を利用する。
『24時間対応』…・脳血管障害・老衰・難病の場合は、往診、訪問看護・介護、在宅リハビリの体制を取っております。もちろん、24時間ですので、休日・祝日問わず夜中でも要望があれば対応しております。

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