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基本方向
当研究会は、地域医療を実践している医療機関、団体、市民に参加を広く呼びかけて、高齢者や障害者をはじめ、全ての住民が、安心して身近な地域で健康管理ができ、人権に根ざした医療やケア等が受けられる先進的な地域医療の実現を図ることを目的に2002年12月に設立しました。
現在、医療・保健・福祉等の関係者が年間を通じて研究、交流及び情報発信等を行っております。全ての住民が健康で文化的な生活が保障され、全てのライフステージにおいて自分らしく誇りと生きがいを持った生活を送れるよう、また自己の可能性の発見と夢を実現させることができる社会を目指していきます。そのために、今年度も引き続き、医療とケアが連携した総合的な生活支援システムとネットワークを地域で構築するために、研究や情報発信を行っていきます。
■ 研究テーマ
(1) 患者(住民)の尊厳を支える医療を提供するために
・ 誰もが、いつでも、どこでも、適切な医療を受けることができる地域医療の推進
・ 患者の自己選択にもとづく医療の提供
・ インフォ−ムドコンセントの推進
(2) 住民の暮らしを支えるために
・ 医療と介護、福祉が連携した地域医療ケアシステムの構築
(専門機関のネットワーク)
・ 住民の暮らしを支える地域住民の「つながり」の構築
(地域住民のネットワーク、地域住民との連携、協働)
・ 健康、医療、介護に関わるよろず相談機能の確立
(地域住民が身近なところで、気軽に、安心して相談できる場の確保)
(3) 地域住民の健康づくりのために
・ 生活習慣病の予防
・ 患者の組織化や健康づくりのための地域活動などの推進
■ 事業活動の柱
(1) 総合的な地域医療に関する研究
(2) 先進的な地域医療の実践交流及び研究大会等の開催
(3) 地域医療の質の向上のための研修
(4) 地域医療に関する情報発信
(5) その他本会の目的を達成するために必要な事業
■ 事業内容
(1) 幹事会
開 催:幹事会 5回(4月・6月・7月・11月・1月予定)
(2)総会
7月29日(日)
(3) 例会
開 催:例会 2回 (8月・2月予定)
地域医療の現場でかかえている問題を取り上げ、1回ごとにテーマを決めて研究を行う。
今年度の例会テーマ
1) 「新たな負担を強いる後期高齢者医療制度について」(仮題)
2) 「老健施設を多様な在宅支援を行う施設へ」(仮題)
(4) 第2回目 医療・介護職のための在宅医療塾
<目的>
住み慣れた地域で最期までその人らしい暮らしを支える在宅医療の推進のために、医療
と福祉の連携(多職種協働)を重視し「尊厳ある暮らしを支える」在宅医療を目指して、在
宅医療の第一線で活躍の医療・福祉関係者を講師に迎え、その取り組みや新しい技術
を学ぶ。
<対象>
医療、リハビリテーション、介護などの従事者
<内容>
実践編 U「患者に寄り添う在宅医療の実践を目指して」
実施時期: 2007年9月・11月・12月・1月(4日間の講義日程で行う)
受講料: 20,000円 (会員 15,000円)
在宅医療塾「実践編」の報告集を発行し、講義に活用する。
(5) 研究大会の開催
とき:2008年3月 9日(日)予定
ところ:ヒューマインド体育室
規模:200名
対象:研究会の会員や地域医療やケアに関心のある医療・介護・福祉従事者、及び、府民
内容:2038年度問題を見すえて終末期医療と介護を考えていくことをテーマに検討中
(6) 広報活動
『ニュース』の発行
1) 発行回数 年3回 発行予定 ・・・・
2) 主な内容
・ 医療福祉に関するトピックス
・ 研究会などの活動案内及び報告
・ その他、必要な情報提供
ホームページによる情報発信
医療福祉に関するトピックスや研究会の活動内容をホームページに掲載し、
情報発信します。
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