患者会「松樹会」の活動内容

タバコの話 −1−
たばこと歯周病

機関誌 「松樹会ニュース」 Vol.27より
医長 巽 純子


  タパコが歯槽膿漏と関係あるということを知っていましたか?タバコを吸う人は、歯周病になりや すく、重症化しやすいのです。その理由は、タバコに含まれる二コチ ンのためだと考えられています。

ニコチンは、強力な血管収縮作用を持っているため、歯茎の血管も収縮し、栄養不良になります。また 、歯周病菌に対する免疫カも低下し、細胞の回復も悪いため、重症化しやすいのです。歯周病の治療は、プラークと呼ばれる歯垢を丁寧に取り除き、歯茎の炎症を改善し、歯茎の再生を促すのですが、タパゴをやめないで治療をすると、タパコのヤ二や血行不良のため、完全に治すことはできず、やがて歯根がぐらぐらして、歯を失うことになります。白分の歯でよくかんで食事ができるということは、呆けの防止になり、健康を維持する上でとても大切なことです。タバコをやめて、きちんと歯の定期検診を受けることにより、10年経つと非喫煙者と同じレぺルまで、歯茎の健康は取り戻せます。自分の歯で呆けずに長生きするために、しなければいけないこと、それは禁煙です。松尾クリニックでは、禁煙サポートをしています。もし、やめたいのになかなかタパコをやめられない方は、ご相談ください。これからタバコについて連載します。楽しみにしてください。

禁煙外来のご案内

 クリニックでは、健康管理のお手伝いとして禁煙外来を始めます。タバコをやめたい方・やめようとして止められなかった方は是非一度受診してください。

・診療時間:水曜日 夕診16:00〜19:00
        土曜日:12:00〜13:00
・費用:初診料 1,000円  再診療 500円
     「ニコチンパッチ」使用の場合、別途5,000〜6,000円(2週間)
・申し込み方法:窓口・電話・FAXで予約してください。
  Tel.0729-91-6586 (8:30〜17:00 土曜日は14:00迄)
  Fax.0729-24-5351

*予約変更やキャンセルをされる場合は、お手数ですが事前連絡をお願い致します。

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